久しぶりに映画を観に行きました。
タイトルは『パリの調香師』。 女性の調香師と いまいちパッとしない運転手それぞれの 香りにまつわるストーリーです。 2人の幼少時の記憶は 草刈りのあとに広がる香りと 古いガソリンスタンドの洗面所にある石鹸の香り。 おもわず私も 赤いネットに入ったレモン石鹸が 学校の蛇口に吊り下げられていたことを 一瞬にして思い出しました あの香りはまだあるのかな。 見えないけれど 記憶や感情の近くに存在する 香りと嗅覚。 時には香りが人間同士を近づけ、 未来を照らしてくれることだってある。 本能で感じる香りの快が そのヒントになるのです。
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Author持木 美恵 Archives
December 2022
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