先日、40代最後の歳を迎えました。
来年には半世紀ちゃんになる訳で、 人生を健康で楽しませてもらっていることに 素直に感謝できるようになりました。 さて小さい頃、教科書に載っている歴史は 私にとっては記号のような感覚でした。 だって写真は白黒だし、 自分が生まれる前のことだし。。。。 回答するために暗記しなきゃならないもので、 身近ではなくて、遠~いところにあるもの。 全くリアルに感じたことはありませんでした。 それが最近、自分が生きてきた時間を振り返った時に 歴史の意味を肌で感じられるようになったのです。 昭和から平成に変わった日、 そして平成から令和に変わった日、 同時多発テロがあった日、 熊本城が崩れかかった日。 どの時も自分は生きていて、そこに漂う空気を感じていた。 体感していたその様相は、今でも思い出せばすぐそこにある。 誰もがそれを、1日1日重ねているだけなのですよね。 イメージフレグランスを作らせてもらっている 金波楼さんで外観の写真を撮っていたときに その実感が強く湧いてきました。 この巨石を運び、木を組み、 日奈久温泉の賑わいを形にした当時の数多くの職人たち。 いま彼らはいないけれど、熱気と活気の中で 誇りを持って作り上げた建物は存在している。 その事実=歴史を肌で実感できたのです。 年齢を重ねて得た、初めての感情でした。 そしてその事実を アロマブレンドデザインでどうにか 表現したいとチャレンジしています。 100年前の人たちからもらう元気や応援ーー。 そんな香りを目指しています。 MIE
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Author持木 美恵 Archives
December 2022
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