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心が波立つ日が続いています。 どうかこの状況が、早期に解決しますように。 そうなると少し呼吸が浅くなっていることに気付きます。 「そうだ、あれがあった!」 手元に出したのは"良いことだけを思い出す香り"です。 それは以前作ったフレグランスバーム。 スイートマジョラムをベースに 私にしては手ごたえのある包容力たっぷりの甘さが特長で、 ほっこりとした夢をみているまどろみの時をイメージしたものです。 小さなガラス瓶のふたを開け、 薬指の先にほんの少し取って鼻先にちょん。 人は好きな香りに気付くと思わず深呼吸したくなりますよね。 そうやって呼吸を整えながら、昨日は眠りに就きました。 MIE
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先日、40代最後の歳を迎えました。
来年には半世紀ちゃんになる訳で、 人生を健康で楽しませてもらっていることに 素直に感謝できるようになりました。 さて小さい頃、教科書に載っている歴史は 私にとっては記号のような感覚でした。 だって写真は白黒だし、 自分が生まれる前のことだし。。。。 回答するために暗記しなきゃならないもので、 身近ではなくて、遠~いところにあるもの。 全くリアルに感じたことはありませんでした。 それが最近、自分が生きてきた時間を振り返った時に 歴史の意味を肌で感じられるようになったのです。 昭和から平成に変わった日、 そして平成から令和に変わった日、 同時多発テロがあった日、 熊本城が崩れかかった日。 どの時も自分は生きていて、そこに漂う空気を感じていた。 体感していたその様相は、今でも思い出せばすぐそこにある。 誰もがそれを、1日1日重ねているだけなのですよね。 イメージフレグランスを作らせてもらっている 金波楼さんで外観の写真を撮っていたときに その実感が強く湧いてきました。 この巨石を運び、木を組み、 日奈久温泉の賑わいを形にした当時の数多くの職人たち。 いま彼らはいないけれど、熱気と活気の中で 誇りを持って作り上げた建物は存在している。 その事実=歴史を肌で実感できたのです。 年齢を重ねて得た、初めての感情でした。 そしてその事実を アロマブレンドデザインでどうにか 表現したいとチャレンジしています。 100年前の人たちからもらう元気や応援ーー。 そんな香りを目指しています。 MIE 勝手に授業に参加している気分になるこの写真は
熊本のビーチサッカーチーム・ アヴェルダージ熊本BSを陰で?裏で?支えている 嗅覚反応分析士チームのMTG風景。 リアルで集まる機会がほぼ無くて、 こうやって集ったのは初めてだったのかもしれません。 選手に対しては マンツーマンでのチェックをしています。 私の担当は2021年から脳腫瘍と闘う中原勇貴選手と、 競技歴が短いながら ビーチサッカーのために熊本にやってきた川部瑞稀選手。 キャラクターもバックボーンもそれぞれですが、 親戚のおばちゃん的立ち位置で応援するスタンスです。 一般的にアスリート×アロマテラピーと言えば 体力面でのサポートがメインと思われがちですが、 実はメンタルへのアプローチも多大です。 不安や焦り、怒り、落ち込みは誰にでも必ずあって それをどうコントロールできるかがポイント。 体の状態から続く感情を知り 逆に感情をリードすることで体を整える。 それを実感してもらえているのなら嬉しいです。 と言う訳で、来期も心強い仲間と一緒に サポートを継続します。 決して押し付ける訳ではなく 必要な時&求められた時に誠実に応えよう。 そして彼らのステップアップを願い続けます。 MIE |
Author持木 美恵 Archives
December 2022
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